令和元年5月15日、晴天に恵まれたなか、待ちに待った移動動物園がやってきました。

今年度はレクリエーションに対し、いつもと違った参加の方法はないか、外へ出かけることばかりではなく、園内でもいつもと違った楽しみはないかという視点から、レクリエーションの提供方法を検討していました。これまでの大型レクリエーションはバスに乗り、旅行へ出かけるというものが多く、参加される方々には楽しんでいただけていました。しかしその一方で、外出に行きたいけれど、長時間の移動は大変だという声もありました。

そこで、園内でもご入居者全員に楽しんでいただけるものはないかといろいろと案を出し合い、日常にはない動物たちとの触れ合いが可能な移動動物園を開催することとなりました。

移動動物園には、ポニーやヤギ、子ヒツジ、小型犬やウサギ、ハムスター等を含め30匹程度の動物たちがやって来ました。 動物たちを見たご入居者の方々は、暑い日ではありましたが、普段にはない動物たちとの触れ合いや餌やりを楽しんでおられ、大きな笑い声も上がっていました。 午後からは、神戸モンキーズ劇場から猿回しの公演も来て下さりました。 息の合った芸のかけあい、一つ一つの演目。演目終盤に向け、盛り上がるご入居者、職員の声。 皆さんが猿回しの公演にどんどん引き込まれ、笑い顔と笑い声に包まれた場が出来上がっていました。 あっという間の１日でしたが、ご入居者の方々だけでなくデイサービスからも多くの方が参加して下さる等、皆さんに楽しんでいただけたのではないかと思っております。 今後も、ご入居者の方の声もひろいあげ、多くの方に参加していただける場をつくることを目指したいと思います。