【新年の思いを】書き初め大会 開催!

【新年の思いを】書き初め大会 開催!

 現在、新型コロナウイルスの影響もあり、外出を控える状況が続いていますが、同和園ではこのような状況下でも配慮・工夫して行事を行っております。ご利用者の皆様に季節行事や余暇を愉しんでいただくなかから、皆さんに「同和園のくらし」の一部を知っていただきたいと思います。

今回は、元旦に開催した書き初め大会の紹介です。

初の試み!

 例年、同和園では元日のイベントとして近隣の神社にて初詣を実施しておりましたが、今年は新型コロナウイルスの影響もあり外出は控える形となりました。 そこで特別養護老人ホーム・養護老人ホームのご利用者と全職員を対象に「書き初め大会」を実施させて頂きました!今年度が初の試みです。

書き初めの意味合い

ここで少し、書き初めの由来を知っておきましょう。

 書き初めは平安時代に由来します。宮中の一部の文化人の行事(吉書初め)として始まったと言われています。 「吉書初め(きっしょはじめ)」では、元旦にその年初めて汲んだ水(若水)ですった墨を使い、恵方を向き、詩歌を書いていました。

この行事が江戸時代になると寺子屋の普及に伴い庶民にも広まります。その後、子供たちに読み書きを教える庶民の教育施設である寺子屋から、明治以降は学校教育制度の変遷と共に私たちに身近な行事となりました。

「字や絵の上達を願う」といった意味から、現在では、「一年間の抱負や目標を定める」意味合いも強くなっていることと思います。

書き初め大会 

3密を避ける為、各ユニット(複数のお部屋の単位)ごとに開催を致しました。

久しぶりに筆を持つ方も多く、みなさん思い思いの字を一生懸命書いておられたのが印象的でした。

その中で、常務理事を始め園長方から3名のご利用者へ表彰をさせて頂きました。どの作品も非常に個性があり3名を選ぶのは園長方も非常に苦労されてました。

受賞作品!

皆さんの思いや芸術的な感性が伝わります…♪ 職員の作品も立派ですね!選ぶ言葉にも個性が光ります。

ご利用者に書いて頂いた作品は全て1月15日のどんど焼きで焼くまで施設内で掲載をさせて頂きました。 コロナ禍で外出ができない状況ではありましたが、園内で季節行事を楽しむことができ、充実した元日となりました。

職場としての同和園

今回のように、同和園では季節に応じた行事や利用者さんに余暇の時間をたのしんでいただくイベントを開催しています。

 利用者さんにとっての「同和園のくらし」の中には、楽しみやメリハリを見つけて、また生活へと繋がります。その一方で、働く職員にとっての「同和園のくらし」の中にも、このような行事があることで、ご利用者さんの新たな一面を知ったり・楽しい時間を共有することで、日常に重ねてのやりがいや達成感へと繋がっていきます。

 イベント事の企画や運営も介護職員のお仕事のうちの一つです。施設相談員や、場合によっては給食室・栄養士の職員と協力していきます。

 少し、介護職へのイメージは膨らみましたか??

 今後も、同和園のひと・くらしについて発信してきます!お楽しみに!

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