10月29日と11月1日に大阪高等学校の学生が同和園の施設見学に来てくださいました。各日、施設内の見学をしていただき、見学後にはちょっとした体験も行いました。
見学では特別養護老人ホームや養護老人ホーム、ショートステイ、デイサービス等を見学し、それぞれの雰囲気の違いを感じていただきました。また、養護の食堂にてご利用者さんとお話する機会もあり、楽しく交流していただきました。
また、体験では4つのプログラムを用意しました。1つ目は視力や聴力、関節の動きを抑制して作業を行う高齢者体験。視野の狭さや動きにくさ等を体験していただき、学生からは「高齢者はこれほどに大変なのか」と苦労を実感した声があがりました。
二つ目は救急対応について。呼吸確認や心臓マッサージの方法を学んでいただき、学生には実際を想定してリアルに体験をしていただけました。
3つめは食事の体験。なかなか体験できない老人ホームの食事やとろみ茶等を試していただきました。
4つ目は介護ロボットの中でも注目を浴びているパワースーツの体験。装着後の動きにくさはあるものの、重たいものを持ち上げるアシスト力に学生も驚きを見せていました。
短い時間のため、すべてを見ていただくことはできませんでしたが、このような見学や体験をきっかけに学生の方々が福祉という分野に興味をもつようになっていただけると嬉しく思います。