大根焚きイベント　開催

同和園では毎年季節によって色々なイベントを行っています。今年は新型コロナの影響で例年通りのイベントを行うのは厳しい状況になっておりますが、ご利用者様に食べ物を通して季節を感じていただきたいため、大根焚きのイベントを行いました。

この大根焚きは毎年冬に京都の寺院で行われる厄落としや健康祈願の伝統行事です。
お釈迦様が12月8日の夜明け前に悟りを開かれたことに由来します。
法要が行われ、大根煮物が参拝者に振る舞われます。

特に千本釈迦堂の大根焚きが有名です。

この大根焚きは無病息災を願って、師走の寒い時期に熱々の大根をいただくのだと言われています。

当園でも僧籍の職員により祈祷した大根と油上げを大釜で焚き上げました。

今年は400人前分の大根を用意し、12月8日の朝から養護老人ホームのご入居者たちに楽しく大根を切ったり、皮むいたりしていただき、午後3時頃に皆さんへ振る舞いました。

例年は5丁目光庭で振る舞い、寒い気候も感じていただきながら開催していますが、今年は、新型コロナウィルス感染拡大防止対策として３密を避けるため、各ユニットへお配りし、それぞれのリビングで召し上がっていただきました。

”来年はまたみんな一緒に庭で振る舞い、寒い気候も感じていただけるイベントになるよう、願っています。”