優しい人が多いから、すぐに溶け込める。

長年同和園で働いて感じることは、同和園には優しい職員が多いということです。職業柄の部分もあるかもしれませんが、同和園は人の温かみというのを強く感じます。支え合いの風土があるため、困っていることがあれば、気づいてフォローしますし、質問もしやすい雰囲気だと思います。もちろん歴史のある法人なので、幅広い年齢層の方が働いていますが、世代間での価値観などによる軋轢も少なく、すっと馴染んでいけるのが同和園の魅力だと思いますね。

根気強く理想と向き合い続ける。

ご利用者のことを最優先に考えて、誠実に向き合い続けること。当たり前ですし、基本的なことではありますが、どんなときでも頭に入れて行動することは案外難しいことだと思います。価値観も多様化していく中で、介護とはどうあるべきかの考えも変化していきます。常に理想の介護とは何かを考え続け、自分を見つめ直しながら実践していくことが非常に大切であるというのが私の考えです。

まずは、人と関わることが好きという気持ちから。

コミュニケーションにもいろんな形があります。世間話が好きな職員もいれば、じっくりと話を聞くことが好きな職員もいますし、話下手でも一生懸命ご利用者と向き合う職員もいます。今挙げた職員の例は、どれも人と関わることが好きという部分が根底にあります。

この話で一番伝えたかったのは、「コミュニケーション＝話すことが得意」という先入観を捨ててほしいということです。人と関わることが好きで、寄り添う気持ちを大切にできれば、あなたらしいご利用者とのコミュニケーションの形が見つかります。同和園で働くことに少しでも興味を持った方は、ぜひお話だけでも聞きに来てくださいね。