HISTORY

沿

[ 1921年からの歩み ]

1921年に京都府下で初めての老人ホームを作り上げた同和園の
100年の歩みをご紹介します。

STORY

100

    • 1921

      大正10年12月11日、京都佛教護国団(団長大西良慶猊下)よって「京都養老院」が京都市針小路堀川西福寺で発足し、京都府に届け出る。京都府下で最初の施設となる。

    • 1922

      京都府からの委託により養老事業を始める。
      御室仁和寺塔頭尊寿院内に移転する(定員40名)。

    • 1932

      府により救護施設に認可される(定員60名)。市と救護法による収容委託契約を締結する。

    • 1934

      現在地(京都市伏見区醍醐上ノ山町)に移転、移転後に定員を100名とする。医務室と静養室を設け、入居者の医療と看護に当たる。

    • 1937

      貞明皇太后陛下御使の御差遣を賜る。

    • 1941

      佛教護国団理事会で「京都養老院」を「財団法人同和園」へと改称する。これは、聖徳太子の「和をもって貴しとなす」の精神を奉じて利用者・職員の心を一つにしてこの地に浄土を建立したい、との願いを込めて初代理事長清水寺大西良慶猊下が決めたものである。
      厚生省より財団法人の認可を受ける。定員を120名とする。

    • 1942

      佛教護国団理事会が「同和園後援会」の設立を決定する。同和園病舎を竣工する。

    • 1947

      高松宮殿下の御台臨を賜る。定員140名。

    • 1948

      同和園附属診療所の開所式を行う。

    • 1951

      昭和天皇の行幸を仰ぐ。御製を賜る。「清らなる家に住まいてよるべなき老人もまたうれしかるらむ」。

    • 1952

      「財団法人同和園」から「社会福祉法人同和園」へ組織変更が認可される。園診療所を改めて設置する。

    • 1954

      後援団体「同和園後援会」が再結成される。
      後援団体「同和園助成会」が結成される。

    • 1957

      後援団体「同和園養老会」が発足する(現在の同和園後援会の前身)。処遇プログラムとしてレクリエーション活動が実施される。

    • 1964

      広報誌「やまびこ」を発刊する。老人福祉法により、養老施設は「養護老人ホーム」へ移行する。

    • 1967

      後援団体「同和園養老会」が「同和園後援会」へ改称する。

    • 1970

      「特別養護老人ホームを設置」する件が理事会にて承認される。

    • 1972

      特別養護老人ホーム北寮(定員50名)を開設する。市内で3番目。養護老人ホーム定員190名に変更。

    • 1973

      園診療所が付属診療所となり、開設される。

    • 1976

      定員140名の京都での最大の特別養護老人ホームとなる。養護老人ホームの定員を90名に変更する。

    • 1989

      送迎入浴サービス事業を開始する。

    • 1991

      創設70周年記念により「さつき寮」鉄筋コンクリート造3階建を新築する(定員30名)。特別養護老人ホーム定員を180名に増員する。ショートステイ事業(定員20名)を開始する。
      同和園デイサービスセンターの事業(15床)を開始する。

    • 1998

      京都市在宅介護支援センター同和園を開設する。

    • 2000

      ミニデイサービス10床を開設する。
      同和園変革を宣言「同和園ケアサポート理念」に基づき生活ユニットケアに取り組む。

    • 2001

      ホームヘルプサービス事業・配食サービス事業(昼食・夕食)を開始する。
      創設80周年記念により「壱番館」鉄筋コンクリート造地下1階地上3階建を新築し、特別養護老人ホーム定員を260床、ショートステイ定員を40床に増床する。ユニットケアを導入する。養護老人ホームを40床改築し完全個室化する。

    • 2003

      逆デイサービス「あじさいの家」オープン。

    • 2005

      西野の家「はなさんち」を開設する。認知症対応型通所介護10床・居宅介護支援事業所を開設する。
      第二期整備工事(後期工事)にて「弐番館」完成。特別養護老人ホーム定員を260名から288名に増員。小規模生活対応型(新型特養)180名。従来型特養108名。養護老人ホーム50名→大部屋の解消(90名完全個室)。

    • 2006

      京都市醍醐・北部地域包括支援センターを開設する。
      西野の家「はなさんち」認知症対応型通所介護10床から12床に増床する。北寮において(福)京都市身体障害者福祉センターを受託者とする喫茶・売店リップル開設。障害者へ職業訓練の場を提供する。

    • 2008

      デイサービスセンター「かぐや」を開設する。

    • 2010

      コミュニティカフェ「倶会一処」を開設する(同年3月リップル閉店)。

    • 2011

      コミュニティカフェ工房「ひのぼっこ」を開設する。
      創設90周年記念により日野の家「げんさんち」通所介護事業所を開設する(定員25名)。

    • 2013

      「京都はあとふる企業」として認証を受ける。施設内保育園「ちくりん」を開設する(定員6名)。きょうと福祉人材育成認証事業所の「認証」を受ける。

    • 2014

      日野の家「げんさんち」居宅介護支援事業所を開設する。

    • 2016

      定期巡回・随時対応型訪問介護看護を開設する(24時間安心ケアステーション醍醐)。
      きょうと福祉人材育成認証の「上位認証」を受ける。
      同和園訪問看護ステーションを開設する。

    • 2017

      支え合い型ヘルプサービス(井戸端ステーション)を開設する。京都市より京都市百々老人デイサービスセンターの指定管理者の指定を受ける。百々居宅介護支援事業所を開設する。
      短期入所事業16床の特別養護老人ホーム転換により、特別養護老人ホーム304床、短期入所事業24床に定員を変更する。

    • 2018

      京都市百々老人デイサービスセンターの定員を20名から25名に増員する。
      併せて介護予防型デイサービスセンターの指定をうける。

    • 2019

      特別養護老人ホーム従来型(常務理事)橋本武也、特別養護老人ホームユニット型竹田史門、養護老人ホーム松井久雄の3園長体制となる。
      京都市の補助金を受け、さつき寮3F居室のプライバシー保護改修工事を行う。

    • 2020

      中国より外国人技能実習生5名を受け入れ。
      「定期巡回・随時対応型訪問介護看護」を廃止。
      人事部内に国際人材育成支援室を開室。
      介護福祉士養成のための「奨学金貸与制度」を設置。
      大西眞興副理事長が名誉副理事長、相談役に就任に伴い亀谷英央が副理事長に就任。

    • 2021

      入居者生活介護特定施設の管理者に松井久雄が異動に伴い、養護老人ホーム、特別養護老人ホーム園長を竹田史門が兼務。
      常務理事に竹田史門が就任。
      副理事長の亀谷英央が第4代理事長に就任、副理事長に大西英玄が就任。
      12月11日創立100周年を迎える(新型コロナウイルス感染症の影響により式典を延期)。

    • 2022

      創立100周年記念事業により職員寮「百和寮」竣工。
      ミャンマーより外国人技能実習生7名を受け入れ。
      100周年記念式典をANAクラウンプラザホテル京都で開催。

    • 2023

      西野の家「はなさんち」居宅介護支援事業所を開設する。