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社会福祉法人 同和園 平成27年度事業報告

Ⅰ、総括(法人の重点目標含む)

【事業業績】

1、「同和園安心システム」構築の進捗状況

  • 地域の中で安心して暮らせるシステム作りの一環として、地域ケア委員会が中心となり平成27年10月より「買い物バスの日」「オレンジサロン丘の上」(認知症カフェ地域型)を開始できた。また、地域でのつながりづくりのためのフリーマーケットも開催できた。
  • 今までの法人の事業を整理し、地域を支える施設の在り方の形示すべき第1歩が始まった。

2、24時間定期巡回の進捗状況

  • 平成24年10月の事業開始は大幅に遅れ、平成28年3月1日に認可をいただくことができた。しかし、必要な職員の確保ができないため、事業開始には年度内には至らず、平成28年度からの開始となってしまった。したがって、24時間の若年性認知症の相談センターについても平成28年度への繰り越し課題となってしまった。

3、暮らし環境支援指針の進捗

「暮らし環境支援指針2015年度初版」の完成に至る。指針を実行するに当たり、実務的な作業に移ることができ、平成28年度実際の運用に向けて作業を進めていく。

4、全体的な稼働率等にみる事業実績評価

  • 平成27年4月の介護報酬改定により、各事業においては各種加算の算定が出来た結果、法人全体では前年度を大幅に上回る収入が確保できた。
  • 特養では、今回の介護報酬改定で段階的に入居者への利用料負担増加につながった。しかし、事前説明会等において周知することにより、何ら混乱を生じるようなことはなかった。
  • 特養はじめ各事業の事業実績については、それぞれの事業実績報告によるがおおむね前年度を維持または上回る実績を残すことができた。
  • 平成26年度の年度末に起きた、ショーステイでの感染症による稼働率の回復が下期まで影響を及ぼす結果となった。
  • 特養の退居者が過去最高になり、園内での看取りも65名と前年度を大きく上回る結果となる。そのため、一時期に退居者が集中し、年平均の稼働率は前年を下回ることとなった。
  • 法人事業全体としての事業総収益は前年を上回ることができたが、在宅部門を中心とした新たな事業への先行投資が原因で、人件費が大幅に増えたことにより、収支差額がマイナスという結果となった。ただし、事業費のうち、水道光熱費では「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金」を受けての設備更新を実施したこともあり、前年より下回る結果を出せた。

Ⅱ、部門別事業報告

【施設部】

〈特別養護老人ホーム〉

  1. くらし環境支援指針
    • 指針については完成した。指針がケアに反映できるよう、細則の作成を継続している。28年度については、ケアに反映できるよう進めていく予定。
  2. 研修実施
    • リーダー職育成のための、リーダー研修を実施した。業務管理、チームケア、実行力を高めるテーマで開催した。タクティール研修を年5回開催した。介護技術について新入職員に対して、中堅職員を対象に外部講師による研修を開催した。知識を活かす取り組みが今後必要と考える。
  3. 衛生管理、環境保全
    • 衛生管理については、感染性胃腸炎の初期対応のための物品をすぐ使用できるように準備し、使用方法について現場職員に周知する取り組みを実施し、感染予防に努めた。感染症の流行についての情報共有を実施し、啓発に努めた。

〈養護老人ホーム〉

  1. 介護予防と生活環境の見直し
    • 理学療法士と連携し、転倒予防の取り組みを行った。具体的には、健脚度測定を2回実施し、入居者個別の身体状況を把握し日々の過ごしに反映する事ができ、また、転倒予防のための靴の選び方の学習会も併せて行う事ができた。
      施設内行事である演芸会を目標に定め、毎日サザエさん体操を練習した。参加者も40名~50名の方に参加頂く事ができ、身体を動かす意識を持って生活して頂く事が出来た。
  2. 社会資源のより良い活動と事業所の質の向上
    • ①. 制度改正に伴う特定施設の可能性を探り、入居者に還元する。
      転倒など、事故のリスクを軽減できるように、居室内の環境整備を行い、 必要な場合は福祉用具のレンタルを理学療法士と相談しながら導入する事で安心し生活できる環境を整える事ができた。
      平成28年度は、外部利用型特定施設から一般型特定施設へ移行するが、施設独自の取り組みとして福祉用具のレンタルを継続し、入居者の状態に合わせた福祉用具対応を継続していく。
      その他訪問介護では、特に排泄介助に力を入れ、清潔保持が保て快適に生活できるように支援する事ができた。
    • ②. ボランティアの積極的な受け入れ
      買い物ボランティアを外部の団体へ依頼し、職員と共に入居者の買い物外出を行うことが出来た。また、定期的な買い物外出や日帰りレクリエーションへの参加を通じ、ボランティアの方々と入居者が顔なじみになり新たな関係性の構築ができた。
  3. 入居者が安心して生活できる環境作り
    • 養護老人ホームにおいて「暮らし環境支援プロジェクトチーム」を発足させ、環境(食事・排泄・入浴・生活・人)の見直しを行う事が出来た。
      具体的には、日々の暮らしにおける環境の整備、特に看取り期における身体的ケアに対する取り組み、認知症への学びを深め、物忘れシートやひもときシートを活用した取り組みを行った。
      また、平成27年度は養護老人ホームにおいてオレンジカフェを開始し、認知症のあるなしに関わらず、入居者同士が共に支え合うことができる関係作りを築けるように取り組みを開始した。
      ただし、取り組みが入居者の処遇計画に反映できていない為に、来年度はPDCAサイクルを意識し処遇計画に反映する必要がある。

〈ソーシャルワーカー室〉

  1. 介護保険制度改正に関するサポート
    • 介護保険制度改正が2段階で実施されたが、入居者・ご家族の生活に支障がないよう、情報提供とサポートを行う事が出来た。具体的には、全ての家族に対して制度改正に伴う説明文を送付すると併せて、家族説明会を実施し85名のご家族に参加して頂く事が出来た。
      また、参加できなかったご家族については都度相談に応じ、職員には相談員より主任・リーダーケアワーカーを通じ情報提供や周知を行った。
  2. 地域との繋がりを意識したサポート及び多職種連携
    • 多職種間での広い視点で情報収集ができるように施設内の会議を通じ、アセスメント表を新たに作成し運用を開始することができた。
      地域の商業施設等への外出、また、国政選挙や地方選挙についてはできる限り地域の投票所や役所に行き、地域との繋がりを意識することができた。
  3. 中・重度向けの施設の機能として求められる看取り期の対応
    • 中・重度向けの施設としての機能としての役割を果たし、入居者ご本人やご家族、施設職員においても適切なインフォームドコンセントを行う事が出来た。
      具体的には、特別養護老人ホームで86名の方が退居されたが入居者ご本人やご家族の希望を尊重し、入居者の状態を適切に把握し、介護職や医務室、他の医療機関との連携を図り、施設での死亡65名、病院での死亡13名、施設を退居し医療機関へ入院8名といった結果であった。
      但し、中・重度者向けの施設の機能を継続していく中で、入居者の状態像が今まで以上に幅広くなることが予測でき、介護職員や医務室の不安が最小限となるように今後も努めていく必要がある。
  4. ボランティア受け入れ
    • ボランティア受け入れマニュアルの見直しを行ったが、完成までには至らなかった。来年度は、受け入れマニュアルを完成させると共に、ボランティアの受け入れを活性化し、その社会資源を有用する事で施設内での入居者の生活を少しでも豊にできるように取り組みを行う必要がある。

〈医務室〉

  1. 専門性の向上
    • ケアワーカーと連携し可能な限り利用者の状態を把握するように出向き、関われるように努めた。
      ケアワーカーからの情報を医師につなげる役割を果たせるように意識することができた。
  2. 看取りケア、栄養ケアマネジメントへの参加
    • ソーシャルワーク室、ケアワーカーから現状確認や今後の対応についてのカンファレンス参加の要請には、予め意見を持って参加するように努めた。
      看取り期において、不安が強いケアワーカーや、家族に対して意識的に関わるように努めた。
  3. リスクマネジメント
    • 違う利用者に薬を配ってしまうことなどの事故防止について、注意喚起を行っている。ルームシェアリングの利用者に対しては複数人で確認するように改めている。

リハビリ課

  1. 施設部におけるリハビリテーションの充実
    • ①. フロア単位の集団リハビリテーションを前年度に引き続き実施した。1丁目、2丁目、5丁目、8丁目で実施している。
    • ②. 個別リハビリテーションについては前年度平均1か月50人程度であったのに対し、27年度は60~70人程度と関わりは増えてきている。骨折や脳血管疾患発症などの方に対し、退院された後の機能回復、環境設定、ADL動作を目的としたリハビリも増加してきている。また看取りの方に対しては安楽な姿勢でかつ褥瘡などのリスクを回避するためにもポジショニングは重要であり、平成27年度からポジショニング用クッションを園負担にてレンタル制で開始した。
    • ③. 個別機能訓練加算算定に向けて、他施設見学を実施した。施設内での算定に向けて検討を始めている。
  2. 在宅部におけるリハビリテーションの充実
    • ①. デイサービス「竹」においては、リハビリ室スタッフが訓練を担当した。また、年間通じて計画書についても作成した。
    • ②. 訪問リハビリについては、地域のニーズも高いこともあり、28年度に開設できるよう協議を始めている。

〈 給食室 〉

  1. 個別の食の充実
    • 嗜好調査を2回実施した。写真を載せることでイメージしやすい調査になるよう心掛けた。
  2. 体制の整理・コストコントロール
    • 厨房内の調理員の勤務体制を整理し、マニュアルの更新を行った。
      コストコントロールについては、経理部と連携し原価価格の把握に努めた。
  3. 施設機能の活用
    • 倶会一処の運営に、給食室の調理員が定期的に関わるように努めた。
      配食弁当の様々なニーズに対応するよう心掛けた。
      北醍醐地域での料理教室開催に向けて、地域の関係者と協議を行った。
      (平成28年度開催予定)

①. 介護度の分布(特別養護老人ホーム)

  要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 合計 平均
平成27年3月末 0 18 78 101 92 289 3.92
平成28年3月末 1 15 76 121 75 288 3.88
対 比 1 △3 △2 20 △17 △1 △0.04

②. 退去者・新規入居者の介護度の分布(特別養護老人ホーム)

  要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 合計 平均
新 規 0 0 22 44 23 89 4.01
退 所 0 1 10 29 46 86 4.37
内、園内にて死亡
(看取り加算)
- 1(1) 7(4) 19(16) 38(31) 65(52)
75.5%
-
内、園外にて死亡
(看取り加算)
- - 1(0) 6(0) 6(1) 13(1) -
内、療養型等の病院へ転寮(退居) - - 2 4 2 8 -
人員対比 - - 12 15 △23 3 -

③. 稼働率・延べ人員(特別養護老人ホーム)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計
延人数 8,365 8,722 8,477 8,815 8,737 8,489 8,638 8,355 8,716 8,734 8,209 8,756 103,013
稼働率 96.8 97.7 98.1 98.7 97.9 98.3 96.8 96.7 97.6 97.8 98.3 98.1 97.7

平成26年度 平均稼働率  98.3%

④. 入所者の異動状況(養護老人ホーム)

  養護老人ホーム
退所者 14名
内、死亡者 8名
(園内死亡) (5名)
内、特養へ転寮 6名
新規入所者 12名
延べ人数 32,632名

【在宅部】

〈 短期入所事業 〉

  1. ご利用者の生活支援
    • ①. 専門職が、ご利用者の変化、適切なケアを行うための情報共有を、日々の申し送りで行うように心がけた。
    • ②. ご利用者の心身機能を維持や向上、楽しみの機会として、法人内の作業療法士と連携し、定期的な集団リハビリの機会を作ることができた。
    • ③. 季節を感じる行事の企画や園内を散歩する機会を、作ることができた。
  2. 介護ニーズの対応
    • ①. ご利用者の状況や介護者の背景を把握し、緊急時の受け入れを、積極的に受け入れを行った。(緊急入所 15件)
    • ②. 介護者が負担軽減となる気づきやアドバイスを行ったり、退所時のすこやかメモで実施した。
    • ③. 特養入居者の空きベッドを有効に活用することができた。(空床利用 24件)
    • ④. 東山区からのご利用の依頼についても積極的に受け入れた。
  3. 専門性向上
    • ①. 申し送り等の機会を通じて、心身機能の変化やリスクについて正確に伝えることができるように心がけ、実施できた。
    • ②. 感染症の対応について、マニュアルの徹底を行い、感染症による機会損失はなかった。
    • ③. 感染症対応のため備品の確認と、学びの機会を行った。
4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
利用日数 846 886 997 959 1116 1101 1049 979 1080 1055 985 1120 1014
実人員 106 104 118 112 118 122 195 114 106 116 112 111 119.5
稼働率 70.5 71.7 83.1 77.3 90.0 91.8 84.6 81.6 87.1 85.1 85.0 90.3 83.2

※平成26度平均稼働率81.9%

〈通所介護事業所〉

  1. サービス枠の拡大
    • 入浴特化の短時間デイサービスは契約数も増え、ご利用者個々のニーズに沿ったサービス提供を実施出来た。今後も期待感を持たれるサービス形態の一つであり、更なる拡大に繋げていく必要がある。
  2. ケアの質の向上
    • ご利用者の満足度向上に努めるため、「かぐや」においても専門職による個別リハビリの関わりを定期的に実施することができた。また、認知症ケアの実践においては、外部研修に参加し資格取得したことで、実際のケアに生かせるよう事業所内で学びの機会を持つことが出来た。
  3. レクリエーション活動の開発
    • レクリエーション活動において、従来の交流レクのあり方を見直し、「竹」と「かぐや」それぞれのご利用者像に合わせた活動枠を設定し、提供する事でご利用者の参加頻度が高まった。今後も飽きが来ない新鮮な内容を企画し提供していく必要がある。
  4. PR活動
    • 他事業所への広報活動では月2回の定期訪問を基本とし、関係機関の担当者との情報共有に努めた。また、地域ケア会議などの参加において、事業所の役割などを伝える機会を持つことが出来た。

平成27月間利用状況推移表(通常型デイサービス)
定員:月・火・水・木・金(70名/日)
定員:日(40名/日)
定員:土(30名/日)

平成27月間利用状況推移表(短時間デイサービス)
定員:日(10名/日)

事業実績<通常型デイ>

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
利用人数 1593 1592 1676 1729 1569 1641 1714 1624 1588 1517 1556 1728 1627
実人員 209 206 213 220 210 216 212 211 211 212 210 214 212
稼働率 87.5 87.5 92.1 91.5 86.2 90.2 92.6 90.7 90.7 90.3 88.9 91.4 89.9

平成26年度 平均稼働率86.9%

事業実績<短時間デイ>

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
利用人数 14 25 26 26 39 32 30 41 28 28 21 29 28
実人員 5 6 9 9 10 9 9 11 11 8 7 9 8
稼働率 35 50 65 65 78 80 75 82 70 70 52 72 66.1

平成26年度 平均稼働率22%

〈 訪問介護事業 〉

  1. ご利用者の生活支援
    • ①. ご利用者の状況について、担当訪問介護員と密に連絡を取り、適切なサービスが実施されているか確認し、担当ケアマネージャーと情報共有を図ることが出来た。
    • ②. ご利用者の持っている力を引き出す支援や介護予防につながるニーズ把握が自立支援の観点から更に重要であることが確認出来た。
    • ③. 定期的なモニタリング訪問・アセスメント・個別支援計画によってご利用者へのサービスによる一定の効果はあったが、より質の高いケアを提供するために帳票の評価システムや各種シートの様式を刷新する必要があり、次年度への継続課題となった。
  2. 介護ニーズへの対応
    • ①. 「24時間定期巡回・随時対応型訪問介護看護」については、開始のための人員確保に於いて募集広告や業者主催のセミナー参加などの手を尽くしたが、十分な確保ができず、事業所指定はされたものの年度内の開始には至らなかった。
      また、部署横断的な法人内のプロジェクトに参加し、マニュアル作成や対象利用者を予測し可能な範囲でのサービスのシミュレーションを行うなど新しい事業を開始するための準備を進めた。
    • ②. 平成27年度は、新規依頼に積極的に対応し受け入れを行った。特に身体介護ニーズは、法人内居宅介護支援事業所以外の他事業所からの依頼も多くあった結果、利用件数と収入の増加に繋がった。
    • ③. 「障害者総合支援法」によるサービスについても、ご利用者個々の障がい特性に丁寧に対応してきた成果が顕れ、利用件数・収入ともに増加した。
  3. 専門性の向上
    • ①. 訪問介護員の個別の課題を克服するために、介護技術・対人援助技術等の研修機会が定例化されて、毎月実施することが出来た。
    • ②. サービス提供責任者の学びの機会として、法人外の講師による研修受講ができた。しかし、部署内における事例検討会の実施はサービス提供責任者の代理活動や新規ケース対応の煩雑さ等の中で充分に出来なかった。
    • ③. 身体介護や自立支援のためケアに繋がる研修をした結果、個々の訪問介護員の介護技術や知識の力量への評価が出来たことで、次年度の課題が明確になった。

事業実績(介護保険法)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
延べ件数 602 613 634 677 696 700 742 752 725 744 770 785 703
実人員 71 74 72 77 83 80 83 87 86 87 88 90 82

※ 平成26年度月平均延べ件数 626件

事業実績 (障害者自立支援法)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
延べ件数 81 78 78 88 79 74 77 80 90 93 119 128 89
実人員 11 14 14 15 14 14 13 16 18 17 20 21 16

※平成26年度月平均延べ件数 74件

〈 同和園居宅介護支援事業所 〉
〈 西野の家「はなさんち」居宅介護支援事業所 〉
〈 日野の家「げんさんち」居宅介護支援事業所 〉

  1. ケアマネジャーのスキル向上
    • 年間研修計画を作成し、計画的に研修が実施でき、各ケアマネジャーのスキル強化を図る事ができた。外部研修や介護支援専門員研究大会への参加については希望を募り、それぞれ希望の研修に参加できたものの、全ての研修において伝達研修の機会が得られなかった。伝達研修の確実な実施を次年度の課題としたい。
  2. 支援困難ケースの対応強化
    • 障害者制度、就労支援の研修では、実際に業務を行っておられる事業所の方に来て頂き研修を実施した。また、看取りや高齢者医療についても外部講師による、より実践的な研修が実施できた。各種研修を実施した事で、個々のマネジメント強化を図る事ができ、毎日のミーティングを利用してケースの共有も図る事出来た。
  3. 書類・記録の管理、統一
    • 書類管理について台帳の整理や保管しておく書類などを統一する事ができ、引き継ぎなどの際にも円滑に進められるようになった。また、書類管理や記録管理についてもチェック表の提出を行い、不備のないように努めたが、チェック機能が上手く活用できていない部分もあり、次年度の課題としたい。
  4. 地域との関係性強化
    • ①. 地域包括ケア委員会と協働し、「フリーマーケット」や「オレンジサロン」、「地域ケアセミナー」の開催が実施でき、地域との関係性作りの強化が図れた。
    • ②. 地域の「夏祭り」や「カフェ絆」など地域イベントにも参加し、同和園での取り組みについての報告を行った。
    • ③. 地域ケア会議への参画においては、地域包括支援センターへ企画提案が実施出来た。
  5. 相談支援体制の強化
    • 地域の方への相談機能強化を図るべく、「フリーマーケット」での相談会開催、各種オレンジサロンでの相談などを行った。若年性認知症の人の「24時間相談支援センター」プロジェクトへの参画も行い、今後も継続していきたい。

同和園居宅介護支援事業所 事業実績

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
給付管理件数 255 258 270 269 271 269 271 283 286 283 281 284 273.3
委託件数 52 50 54 59 60 60 61 56 53 54 54 56 55.8
合計件数 307 308 324 328 331 329 332 339 339 337 335 340 329.1

※平成26年度平均給付管理件数 248.0件

西野の家「はなさんち居宅介護支援事業所」 事業実績

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
給付管理件数 21 21 24 24 24 26 27 28 27 26 25 24 24.7
委託件数 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2 2
合計件数 23 23 26 26 26 28 29 30 29 28 27 26 26.6

※平成26年度平均給付管理件数 21.2件

日野の家「げんさんち居宅介護支援事業所」 事業実績

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
給付管理件数 6 6 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 1

※平成26年度給付管理件数 22.9件
※平成27年5月末で休止

〈配食サービス〉

  1. 配食数の推移
    • 夕食の希望が多いが、夕食はすでに定員数に達しており、希望に対応できない状況であった。しかし、特別の事情があり、期間限定での希望であれば、定員数を超えても、柔軟に対応した結果、前年度と比較すると若干配食数は増えた。
  2. 献立の内容
    • 食事の内容について、去年同様に「硬くて食べられなかった」等苦情があった。検食で献立の内容や味や硬さ等確認し、検食簿に記入を行い、必要時には栄養士と相談し、配食には適さない献立を中止する等対応を行うことが出来た。
  3. 安否確認機能
    • 独居高齢者や重度要介護者の増加により安否確認機能としても配食サービスが活用出来た。

事業実績 (配食数)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
配食数 624 661 702 747 668 639 723 657 692 615 614 656 666.5
実人員 40 43 43 44 41 41 42 44 42 40 39 39 41.5

※平成26年度平均配食数 612食

【西野の家「はなさんち」】

〈 認知症対応型通所介護事業所 〉

  1. 安定した運営
    • 利用終了者もあったが、それを上回る新規利用希望者があり、前年度と比 較すると高稼働率を維持することができた。
  2. ケアの質の向上
    • ケア内容の向上を意識した取り組みを行ったが、チーム全体で徹底していく事に課題が残った。
  3. 家族支援
    • 家族懇談会や家族交流会を実施し、ご利用者本人のみならず、ご家族の支援にも努めることが出来た。
  4. 地域との交流
    • 「認知機能低下」にいかに対応していくかというテーマで、認知症サポート医(辻 輝之医師)を招請し、地域の方々と共に学ぶ機会を作ることができた。
  5. 業務の効率化
    • 事業所保存書類を「永年保存書類」と「5年保存書類」にすべて分けることができ、今後の書類保存の道筋をつけることが出来た。

事業実績

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
利用人員 272 288 282 316 308 306 319 292 279 250 278 305 291
実人員 30 33 36 37 37 37 37 35 35 34 32 33 34.7
稼働率 97.2 92.3 90.4 97.5 98.7 98.1 98.5 97.3 93.0 86.8 92.7 94.1 93.8

※平成26年度平均稼働率 79.8%

【 日野の家「げんさんち」 】

〈 通所介護事業所 〉

  1. サービス内容
    • 選べるレクリエーションや全てのご利用者対象に機能訓練Ⅰ・Ⅱを行う事でニーズに沿ったサービス提供を実施することが出来た。今後も、自ら参加したくなるようなレクリエーションやより生活動作を意識した機能訓練を提供していく事と、新総合事業に向けての要支援者への対応も検討していく必要がある。
  2. 認知症ケア
    • ①. 高齢者だけでなく認知症の方たちも役割を持ち、社会参加できるサービスを継続的に行うことができたが、就労や新たな取り組みまでには至らなかった。
    • ②. 認知症ケアの学びについても勉強会で事例検討を行うなど、日々のケアに繋がる取り組みが出来た。
  3. 地域との交流
    • ①. 併設の「コミュニティカフェ工房ひのぼっこ」と共に恒例となった地域の「夏まつり」への参加や、地域型認知症カフェ「オレンジサロンひのぼっこ」を開催出来たことで、地域の中での存在を感じていただけるようになってきた。
    • ②. 地域開催の「ふれあい広場」への参加や保育園関係との交流、ボランティア懇親会など、予定された行動計画の大半が実施できた。
  4. 家族支援・他事業所との連携
    • ①. ご家族の支援の一つとして昨年に引き続き家族懇談会を実施する事ができ、信頼関係構築に努めた。
    • ②. 月に1回他事業所への訪問を行い、広報活動や情報共有に努めた。
    • ③. 稼働率に関しては複数回利用のご利用者が入院や入所(老人保健施設やショートステイ)など増加した事で、目標の平均90%には届かなかった。しかし、ケアマネジャーの方からは「げんさんち」の特色を理解していただき、ニーズに応じた依頼が増えていると感じた。

事業実績(総合相談支援)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
件数 602 591 592 595 567 573 598 536 527 514 529 543 563
実人員 80 82 79 79 78 80 80 80 78 80 77 77 79
稼働率 92.6 90.9 91.1 88.1 87.2 88.2 88.6 85.8 84.3 85.7 84.6 80.4 87.3

※ 平成26年度平均稼働率 91.3%

【 京都市醍醐・北部地域包括支援センター 】

  1. 地域ケア会議
    • ①. 4学区の民生委員の会議出席が定例化し、個別のケースについても情報共有や意見交換がしやすくなった。しかし、残る1学区は実現できなかった。
    • ②. 10学区合同地域ケア会議は、新たに医師・薬剤師等も参加し、地域の実情について、医療職も加わった話し合いの場をもつことができた。
  2. 地域住民との関係づくり
    • ①. 地域の会議や行事等に参加し、講演依頼もすすんで受けるなど、顔の見える関係づくりに努めた。
    • ②. 地域住民からの相談については、迅速な対応が一定の信頼獲得につながっている。「地域における見守り活動促進事業」の認知度は徐々に高まってはいるが、不在で確認がとれない家も多い。
  3. 認知症対策
    • ①. 認知症サポーター養成講座を商業施設や小学校を対象に行った。
    • ②. 認知症カフェ運営に参画し、認知症の人とご家族の支援に努めた。
    • ③. 徘徊行方不明者発見協力のネットワーク作りを醍醐南部地域包括支援センターと協働で始めた。
  4. 権利擁護
    • 虐待対応件数は増えたが、福祉事務所との連携体制はとれており協働歩調が確かなものになっている。対応困難な虐待事例もあり、対応力向上が継続した課題である。
  5. ケアマネジャー支援
    • 主任ケアマネジャーのつどい(2回)」、「認知症事例検討会(5回)」、「事例研究発表会(1回)」を開催し、地域の介護事業所に学びと交流の機会を提供した。個別の相談ケースについては、ケアマネジャー業務が閉塞感で覆われないように、協働で課題の整理に取り組んだ。
  6. 新総合事業関連
    • 新総合事業に関しては、断定的な情報が未だ乏しく、次年度も積極的に情報収集を行う必要がある。介護予防に資する地域活動のリスト作りを進めているが完成は次年度持越しとなった。
  7. 職員研修
    • 部署内で、事例検討(2回)・特定疾病(2回)・脊柱管狭窄症(1回)の研修をそれぞれ行った。

事業実績(総合相談支援)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
件数 315 335 352 392 328 333 368 317 342 300 353 342 339

※平成26年度件数256件、実人員214名

事業実績(介護予防支援給付管理件数)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
件数 281 282 288 291 283 282 282 286 294 289 298 303 288
うち独居 82 79 85 86 88 86 86 88 88 86 86 86 86

※平成26年度件数 270件

事業実績(独居高齢者全戸訪問事業)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計
訪問件数 58 10 92 89 67 101 110 109 48 61 117 109 971
同意書数 13 7 16 5 4 6 8 7 4 8 10 5 93

※平成26年度訪問件数 1,154件 同意書取得数 181件

虐待相談件数

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計
訪問件数 1 4 6 1 1 1 3 2 4 0 0 2 25

※平成26年度相談件数 8件

【 コミュニティカフェ 】

〈 コミュニティカフェ工房 ひのぼっこ 〉

  1. 「コミュニテイ」の広がり
    • ①. 日野地域で開催されるイベントや行事(夏祭り、ふれあい広場等、花祭り)に積極的に参加し、地域の関係者の方々と交流の機会を多く持つことがきた。地域の自治会、関係団体との関係が深くなってきている。
    • ②. 「ブリザードフラワー教室」や「ひのぼっこ朝市(野菜の直売)」等も行い、地域の方が集っていただける機会も定期的に実施できた。
    • ③. 認知症カフェの開催は、当事者やご家族が参加される「カフェdeおれんじサロン」と認知症の正しい理解をしていただくための「オレンジサロンひのぼっこ」を定期的に行うことが出来た。
  2. 「カフェ」の運営
    • ①. ランチや焼きたてパンは、カフェやデイサービスを利用される人の声を 活かしながら、メニュー作りを行うことが出来た。
    • ②. 地域の関係者の懇親会やお弁当の依頼もお受けし、カフェ機能を発揮することが出来た。
    • ③. 「美味しいがみんなを結ぶ」というコンセプトを大切に、「美味しい」と満足していただきつつ、安全な食材も使用するように心掛けた。
    • ④. 焼きたてパンを提供できる体制も整い、地域の方々がパンを目当てにきていただくことも増えている。
    • ⑤. 材料や備品の仕入れ先の見直しを行い、コスト意識を持ち、運営も行った。
    • ⑥. 職員体制が整わず、臨時休業や夜間営業を行った結果、年間の売り上げが減少した。

月別売上高(単位:千円)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
デイ委託 368 370 373 375 356 361 364 328 271 269 249 280 330
カフェ 548 388 437 316 341 330 397 417 397 276 423 346 385
合計 916 758 810 691 697 691 761 745 668 545 672 626 715

平成27年度合計  8,580千円 平均715千円
平成26年度合計  9,727千円、平均811千円

〈 コミュニティカフェ「倶会一処」 〉

  1. 定期的なイベントの開催と園内行事の参加
    • ①. 園内行事模擬店への参加や地域ケア委員会主催のフリーマーケット等に 積極的に参加できた。今年度は養護老人ホームにおいてのオレンジサロンが取り組めた。
    • ②. イベントについては定期的に開催している「うたごえカフェ」、今年度の新たな取組みとして「ブリザードフラワー教室」、などカルチャー的な教室も施設入居者と地域の方との交流の場として定着できた。
  2. 売店コーナーの充実
    • ①. 売店コーナーにおいて、施設入居者、職員等の声を少しでも反映できるように、日用品のアイテムを増やすなど工夫をした。
    • ②. 京都身体障害者福祉センターの法人内施設である、京都市だいご学園様から定期的に売店販売用の商品を、一定期間サイクルを決め商品陳列を行った。
  3. 給食部門との一体的な運営
    • ①. 給食職員が定期的にシフトに入ることで一体的な運営を心掛けた。
    • ②. 地域やイベント等でカフェの予約等が入った時には給食職員と協働で対応した。

月別売上高(単位:千円)

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 平均
売上高

平成27年度合計 16,871千円 平均 1,406千円
平成26年度合計 15,743千円 平均 1,312千円

【 法人本部 】

〈 人事部 〉

  1. 人員管理
    • ①. 新卒採用については6名の確保にとどまった。次年度に向けては各大学を卒業した職員がゼミに訪問し、インターンシップの参加を呼びかけた。その結果30名を超える学生の受け入れが出来、介護の仕事に興味をもってもらうことができた。
    • ②. 看護師の採用を強化するため、採用に関して広報を実施した結果、予定人員を確保することが出来た。
  2. 人材育成
    • ①. 人材育成の観点から「介護職員初任者研修」を実施予定であったが、出来なかった
    • ②. 介護保険の処遇改善加算で最上位加算を取得することが出来た。また、「きょうと人材認証度制度」の情報をいち早く入手して対策を検討した。
    • ③. 介護福祉士実務者研修に対するスク-リングの特別有給休暇の創設と介護福祉士・社会福祉士合格者に対する受験料返金制度を創設し、資格取得を支援した。
  3. 労務管理
    • ①. 平成27年度に創設されたストレスチエック制度について産業医と情報交換を行い、実施に向けて準備をした。
    • ②. 管理職会議において月次残業の推移を報告し、情報の共有を図り適正に管理を行った。
    • ③. 非正規職員の賃金改定に向けて、近隣施設の賃金相場を調査し、平成28年度改定へ向けて準備をした。
  4. 人事考課
    • 平成27年度に人事考課の評価の制度を高めるためにチエックリスト作成に取り組んだが、すべての職種の作成までには至らなかった。次年度への持越しとなった。

施設内保育園「ちくりん」運営状況

4 5 6 7 8 9 10 11 12 1 2 3 合計
開園日数 30 31 30 31 31 30 31 30 31 30 29 31 365
延べご利用者 147 138 147 151 146 141 159 150 176 147 179 192 1873
稼働率 81.8 74.1 81.6 81.1 78.6 78.3 84.4 83.3 94.6 81.6 102.8 103.2 85.5

〈 総務部 〉

  1. 改修工事等
    • LED照明改修をはじめとする高額改修を、緊急性の高いものから事業計画通り順次進めることが出来た。
  2. 仕入れ
    • 新規業者の見積もり合わせを行い、仕入れ業者の見直しを進めることが出来た。
  3. 防災訓練
    • 北醍醐校区総合防災訓練に参加し、避難所の設営訓練・救急訓練等を行い地域との協力関係を深めることが出来た。
  4. 退職金制度
    • 退職金制度の一部変更に関する説明会を全職員に対して行い、スムーズな移行ができた。

〈 経理部 〉

  1. 財務基盤の確立
    • ①. 会計基準に準拠した会計処理をと予算実績管理を行い、四半期ごとに事業進捗状況を運営会議等で報告し、収支状況の共有を図った。
    • ②. 資金管理面では、事業費において、水道光熱費が前年比減少したが、人件費や事務費で前年比増加したことにより、全体的には支出は増加したため、昨年度に引き続き、厳しい決算内容となった。
    • ③. 本来事業の収入においては、前年度を上回る収入の確保ができたが、それ以上に支出が増加したため、新たな収入増加を図る工夫が必要である。
  2. 施設整備の更新
    • 施設整備や資産の更新については、優先順位を付けた上で執行した。中でも、27年度は環境省の補助金制度を活用し、LED照明器具の導入やさつき寮の空調改修工事といった大規模施設整備事業を取り組むことが出来た。
  3. 平成27年度の施設整備事業及び資産更新他
    • ①. さつき寮空調改修工事・・・・・・・・20,304,000円
    • ②. LED照明器具導入工事・・・・・・・37,260,000円
    • ③. パソコン、コピー機等取得更新・・・・・3,204,275円
    • ④. 介護機器取得更新・・・・・・・・・・・1,441,020円
    • ⑤. 厨房機器等設備更新・・・・・・・・・・2,519,640円
    • ⑥. 浴槽、給湯器等更新・・・・・・・・・・4,427,960円
    合 計           69,156,895円

以上

社会福祉法人 同和園 29年度 事業計画

【法人基本方針】

  1. 昨年度体制が整った「同和園安心ケアサポートシステム」の実施と醍醐・山科地域における関係機関とのネットワークの中心的な役割を果たし、この地域の地域包括ケアシステムのネットワーク構築に向けて活動します。
  2. 「利用者のQOLの向上」を支援するためには、職員の健康と生活の質の向上も不可欠であるという考えに基づき、働き方を見直すために「新たな働き方システム」の構築を進め、ワーク・ライフ・バランスの充実に努めます。
  3. 今まで先行投資してきた各事業に対して、適正な収支バランスをとるため社会資源を有効に活用し、更なる稼働率の安定と支出の見直しを行い、サステイナブル(持続可能)な事業経営を目指します。

【重点目標】

  1. 地域包括ケアネットワーク構築に向けて、「地域包括ケア推進室」が中心となり、ネットワークづくりを行います。
  2. 施設の「暮らし環境支援指針」を業務反映させるためプロジェクトを委員会に移行し、継続的に議論していきます。
  3. 今年度京都市の指定管理者を受託した「百々デイサービスセンター」の運営を軌道に乗せます。
  4. 更なるキャリアパス構築を行い上位認証にふさわしいキャリアパスシステムを充実させます。
  5. 介護の仕事のICT化のために導入された、インカムと新たな記録入力システムのモニタリングを行い、さらに効果ある使い方を検証します。
  6. 「新たな働き方プロジェクト」を発足させ、特養の介護職員の夜勤および勤務シフトの見直しを行うとともに、ワーク・ライフ・バランスを考慮した働き方を模索します。
  7. 100年委員会において、建設委員会・100年史編集員会を開催し、100周年記念事業の準備を行います。

【プロジェクト・委員会】

    地域包括ケアネットワークプロジェクト(「地域包括ケア推進室」を中心に)
  1. 暮らし環境支援委員会(プロジェクトから委員会へ移行)
  2. キャリアパス構築プロジェクト
  3. 介護の仕事ICT化プロジェクト
  4. 新たな働き方プロジェクト(特養の介護職員の夜勤および勤務シフトの見直し)
  5. 100年委員会(建設委員会・100年史編集員会)

【施設部】

◇基本方針

  1. 業務のICT化を行うことで、業務再整理を行うとともに、現在のケアを再度見直し、効率化を図りつつ、「施設における暮らし環境支援指針」に基づいたケアの標準化に向けた取り組みを実施します。
  2. 「仕事と家庭の調和」(ワーク・ライフ・バランス)の実現のため、長時間労働の是正を行います。
  3. 地域のニーズに合わせ、短期入所の一部を特別養護老人ホームに転換することについて関係機関と調整をします。

〈特別養護老人ホーム〉
◇目  標

  1. 「施設に於ける暮らし環境支援指針」を活用し、ケアの標準化を進めます。
  2. 入居者の重度化に伴うケアの変化に対応するため、職員の勤務シフトや、業務内容について整理、見直しを行います。
  3. 「仕事と家庭の調和」(ワーク・ライフ・バランス)の実現のため、長時間労働の是正を行います。
  4. ケア実態調査を行い、現状を適切に把握し課題分析、改善につなげます。
  5. 入居者のリスク管理を専門職間の連携により徹底し、適切なケアを提供することで、入院件数および日数を少なくするように努めます。
  6. 大規模施設の役割を果たすために、緊急的なショートステイの対応を積極的に行います。また、特養入居者のベッドを可能な限り有効に活用します。

〈養護老人ホーム〉
◇目  標

  1. 一般型特定施設の制度を利用していただき、介護保険サービスを適正に提供します。
    • ①.入居者の看取り対応が必要になった時に、他職種が連携して適切な看取りケアを提供できるようにします。
    • ②.リハビリ室と連携し、リスクに配慮した適切な生活環境が整うよう支援します。
  2. 介護予防の取り組みとして、「いきいきYOUGO塾」の運営を継続して行います。
    • ①.「認知症班」は、養護オレンジカフェの継続と学習会を開催し、入居者が認知症の理解を深め、共に支え合えるよう支援します。
    • ②.「転倒予防班」は、リハビリ室と協働で健脚度テストを行い、個別の評価を基に入居者の生活の質が向上できるよう具体的な取り組みを行います。
      また、楽しみを持ちながらできるリズム体操も継続して行い、健康的で活気ある生活を支援します。
    • ③.「活動班」は、入居者が持っておられる力を発揮して頂ける場が作れるよう、養護以外の部署などにも働きかけ、企画等を検討します。
  3. 入居者が心地よく生活出来る環境作りを行うために、「暮らし環境指針」を指標として用いながら入居者の環境の見直しを行います。
    • ①.養護老人ホームにおいて「暮らし環境支援プロジェクトチーム」を継続し介護職員が中心となって環境(食事・排泄・入浴・生活・人)整備を行います。
    • ②.ICT(記録システムやインカム)を有効に使用することで正確な情報共有を迅速に行い、より良いケアにつなげられるよう努めます。

〈同和園ショートステイ〉
(短期入所事業)
◇目  標

  1. ご利用者支援
    • ①.ご利用者の健康状態や心身機能、取り巻く環境を正確に把握し、適切なケアを行います。
    • ②.ご利用期間中に把握したことはケアマネジャーに伝え、切れ目のないケアを行います。
    • ③.心身状態の維持向上を目的に定期的な集団リハビリの機会を作ります。
  2. 介護者支援
    • ①.緊急時の対応を積極的に行います。
    • ②.特養入居者の空きベッドを有効に活用します。
    • ③.ご利用中の心身の状況を介護者、関係機関と共有し、連携を図ります。
    • ④.ご利用者とともに、介護者の意向を把握するために、定期的に開催されるサービス担当者会議には、積極的に参加します。
    • ⑤.レスパイト機能も果たすために、新たなご利用者の広がりをめざし、ショートステイのPRを行います。
  3. 感染症対策の強化
    • ①.感染症の季節になる前に事前に職員間で対策について確認を行います。
    • ②.こまめな換気や湿度を保つ等を感染症が発生する前から高い意識を持ち、取り組みます。
    • ③.ご利用者に対して定期的な検温等を行い、診療所と連携し健康管理に努めます。

〈ソーシャルワーカー室〉
◇目  標

  1. 情報を適切に収集・整理し、他職種と情報の共有を図り、入居者・ご家族が安心して生活を送ることが出来るように支援します。
  2. 他職種や医療機関との連携を十分に図り、様々な不安が最小限となるように適切なインフォームドコンセントを行います。
    そして、入居者が最後まで穏やかに生活できるように支援します。
  3. 地域の社会資源を把握し、情報交換等を通じ、関係性が強化できるように努めます。また、京都市老人福祉施設協議会主催の部会や外部研修等に積極的に参加し、ネットワーク強化を図ります。

〈医務室〉
◇目  標

  1. 専門性の向上
    • ①.入居者一人ひとりと直接的な関わりを持って看護判断し、看護師間および他の専門職との情報共有に努めます。
    • ②.看取りケア、栄養ケアマネジメント等に専門的な立場から積極的に関わります。
    • ③.医務室内において、学習会を実施し、専門的な技術向上や知識取得に努めます。
  2. リスクマネジメント
    • ①.不注意なミスを無くすために丁寧な確認作業を行います。
    • ②.ヒヤリハットまたは事故発生時には独自のアセスメントを行い、他の専門職との情報を共有しリスクマネジメントに努めます。

〈リハビリ室〉
◇目  標

  1. 施設関連
    • ①.入居者の生活全般への支援に他職種と協働し関与するよう努めます。
    • ②.個々に専門性の高いリハビリテーションを実施します。
    • ③.集団体操、集団リハビリを実施することで入居者の心身機能の維持を図り、生活の質を高めるよう努めます。
    • ④.養護入居者に対し介護予防の普及啓発の取り組みを実施します。
    • ⑤.他職種に対してポジショニング等の研修を実施します。
    • ⑥.化粧療法など趣味活動を活かしたリハビリテーションを実施します。
    • ⑦.個別機能訓練加算を他職種と連携しながら算定できるよう努めます。
    • ⑧.経口維持加算算定に向けて準備します。
  2. 在宅、地域関連
    • ①.法人の在宅サービスを利用されているご利用者の生活機能維持、向上が図れるように専門性を活かします。
    • ②.法人の新事業(訪問看護、百々デイ)にも積極的に参画し、専門性を発揮します。
    • ③.地域リハビリテーションを実践します。
  3. 共通
    • ①.施設、在宅、地域それぞれにおいて他職種及びリハビリ職種間での連携を強化し、サービスを提供します。
    • ②.リハビリ職に対しての教育および学生実習を積極的に行います。

〈給 食〉
◇目  標

  1. 個別の「食」の充実
    • ①.定期的な嗜好調査を行い、入居者の好みを把握し、反映できるように努めます。
    • ②.栄養管理、体調管理のための療養食や特別食が美味しく適切に提供できるよう、各部署と連携し情報の共有を図ります。
    • ③.摂食、嚥下機能の低下した利用者に対し、安全で見た目が楽しくおいしい食事が提供できるよう給食から発信します。
  2. 体制の整理・コストコントロール(原価管理)
    • ①.厨房内業務分掌の再確認および再編成を進め、効率的な業務運営ができる体制を整えます。
    • ②.食材の価格や流通等についての情報収集を行い、効果的な取組ができるよう努めます。
  3. 施設の厨房機能と人材の活用
    • ①.法人のサテライト事業所と連携し、ご利用者への食事の提供の在り方を模索します。
    • ②.地域の高齢者に対し、配食サービスの提供を行います。
    • ③.地域に向けた「介護料理教室」の開催など、施設給食の機能を地域に活用できる場を作るとともに施設給食を知っていただける場を作ります。
    • ④.コミュニティカフェ部門と連携し、地域のニーズに少しでも応えられるよう食事の提供をします。

【在宅部】
◇基本方針

  1. 24時間365日、地域で安心して生活出来るネットワークを構築します。
  2. 「ケア」が必要になった人を早期に発見し、「ケア」へ繋ぐしくみを地域の関係者と共に作ります。
  3. ご利用者の心身状況を把握し、個別を尊重した適切なケアを行います。
  4. 介護者の身体的・精神的に負担軽減できるサポートを行います。
  5. 新規事業や取り組みが、サービスが必要とされる方に届くように、広報活動(PR)を強化します。 
  6. 各事業の運営が、適正に継続できるように、複数の視点を持って検証します。
  7. 専門性豊かな職員を育成し、「ケア」の実践の場に活かします。

〈同和園デイサービスセンター〉
◇目  標

  1. 竹、かぐやユニットの特性を生かし、目的感に沿ったサービス提供と横断的な利用枠を用意し必要度に合わせた利用体系を更に整えてまいります。
  2. 個々の職員にとって働きやすい環境の整備と学びの機会を確保し新たなスキルの獲得やキャリアパスシステムの運用から定着して働ける労働条件を構築してまいります。
  3. かぐやユニットでは、訓練士などの専門職の配置を適正に行いご利用者のニーズに応えていけるよう体制を強化してまいります。また、新総合事業枠のご利用に合わせサービスメニューの拡大を図ります。
  4. 地域包括支援センターや居宅介護支援事業所との連携を強化しデイセンターの活動や取組を発信し、相互理解を深めてまいります。また、地域に向けた取り組みでは積極的に共同参画出来るよう仕組み作りを進めてまいります。

〈西野の家「はなさんち」通所介護事業所〉
◇目  標

  1. 居宅介護支援事業所、包括支援センター等との確かな繋がりをもとに、一人でも多くの方にケアを届けられるよう、諸事業所とさらなる信頼関係を構築します。
  2. 普段のケアについて、日常的な検証、事例検討会、勉強会などを積極的に行うことで、行っているケアの質を向上する。また、利用者の困りごとやニーズに気付き、対応していけるよう幅を広げます。
  3. 家族懇談会や家族交流会を行い、ご家族同士、ご家族と職員の交流の場を作る。また、日常のやり取りの中で、ご家族の困りごと、ニーズを把握し、事業所の持つ専門知識や技術を活かすことでご家族の支えとなります。
  4. 地域活動への参加、自事業所の地域へ向けた発信を地域ニーズに沿った形で実施します。

〈日野の家「げんさんち」通所介護事業所〉
◇目  標

  1. ご利用者の生活場面を意識した機能訓練や豊富なレクリエーションを提供し、色々な場面が生活リハビリの機会と捉え、在宅生活が継続できるよう取り組んでいきます。
  2. 多様なニーズに応えていく為に、ご利用者一人ひとりの状態に合ったケアを届け、今まで積み重ねてきた社会参加や役割なども充実していきます。
    • ①.認知症ケア
      ア.認知症を抱える方たちも役割を持って活動し、社会参加できる場を提供します。
      イ.定期的に事例検討を行うことで状態に合ったケアを届けます。
    • ②.中重度者へのケア
      ア.利用者像の変化に柔軟に対応していく為に、研修などで介護技術や知識を学ぶ機会を作り、ケアの向上に繋げます。
      イ.ご利用者の意欲や力を引き出せるような機能訓練を提供します。
    • ③.軽度者への取り組み
      身体面での維持向上に留まらず、日常的生活動作の幅が広がるような取り組みを行っていきます。
  3. ご利用者のみならず、総合的に支援を行います。
    • ①.介護者支援
      ア.定期的に介護者懇談会を開催し、介護者同士や職員との交流機会を作ります。
      イ.日頃の関わりからも意識することで介護者ニーズの把握、信頼関係を構築していき、在宅生活を支えます。
    • ②.他事業所との連携
      日々の連絡を丁寧に行います。状態変化や気づきを共有し、一緒に支えていきます。
  4. 多世代が交流できる場を作れるように積極的に自治会、保育園、小学校や関係団体と連携します。また、定休日にはセミナーや地域のニーズに応えていく活動の場としても有効活用していきます。
  5. 事務的な作業効率を図り、コスト意識を持って業務を行います。また、定期的に稼働率、支出の確認を行います。幅広いニーズに応えられるように利用調整を行い、適正な利用状況になるよう努めます。

〈京都市百々老人デイサービスセンター〉
◇目  標

  1. 地域ニーズの把握
    法人内外問わず地域包括支援センターや居宅介護支援事業所との連携を図り、求められるサービスや期待される事業所のあり方を把握し、地域風土に合った運営実施に努めます。
  2. ケアの実践
    法人のこれまでの経験を活かし、ご利用者お一人お一人の個性を大切にし、その方に必要なケアを必要な場面で届けると共に、学びの意欲を持ちながら安心できるケアの提供に努めます。
  3. 関係団体との連携
  4. 百々小学校内に設立されている環境を最大限に生かせるよう、小学校関係者との連携を図ると共に共同参画できる企画などには積極的な関わりを持ち信頼関係を構築してます。又、生活圏域である地域の関係団体と情報共有を行いながら、地域におけるデイサービスセンターの役割を確認し、その力を存分に発揮していきます。
  5. 事業所の広報活動
    地域の方々、地域のケアマネジャーに、新規開設の案内を行い、サービスが必要な方にご利用いただけるように、広報活動を行います。

〈同和園ホームヘルプステーション〉
(介護保険訪問介護事業)、(障害福祉サービス事業)
(新総合事業、身体介護型・生活援助型)
〈 24時間安心ケアステーション醍醐 〉
(定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業)
〈 井戸端ステーション 〉
(新総合事業、支え合い型)
◇目  標

  1. 地域包括ケアシステムの構築での役割
    • ①.定期巡回・随時対応型訪問介護看護事業を主力に据え、訪問介護事業、障害者自立支援事業をニーズに対応させて、地域に24時間安心サービスの安定した提供を図ります。
    • ②.地域包括支援センターや地域包括ケア推進室等と連携し新総合事業(介護型・生活支援型・支え合い型ヘルプサービス)を適切に活用していくことで、予防的自立支援を行います。
    • ③.井戸端ステーション運営の中で、地域と供に「地域の持てる潜在力」を発掘し、支え合い型ヘルプサービスの担い手育成に繋ぎます。
  2. 新たな訪問介護員のあり方と役割
    • ①.訪問介護員、サービス提供責任者ともに、「利用者への尊厳」「自立支援」の理念が職務の基盤であることを日々のケアや研修等を通して改めて確認します。
    • ②.サービス提供責任者が、生活課題を専門的に解決するための「生活援助」、中、重度者やターミナル期等への「身体介護」の専門性を研鑽し、幅広い支援の実践から、求められる訪問介護員を育成します。
    • ③.軽度から中、重度者へのケアパスの中で在宅生活の要である訪問介護の役割をフルに活用し、生活の再構築を目指すためのケアを実践します。
    • ④.ご利用者や家族支援の可能性について、現在使用しているソフトウエア会社等と共同で、IOTを検証します。
      ※IOTとは、「Internet Of Things」。
      日常性自活を構成している「モノ」が相互接続するネットワークのこと。
      家電製品等とインターネットをつなぎ、安心や安全を得ることができる仕組みのことで、例えば、電気ポットを使用すると介護者の携帯電話のメールに通知され、安否の確認ができる仕組みのこと。
  3. 事業の適正化
    • ①.訪問介護4事業の運営状況の把握を行い、安定して継続的な運営が図れるように努めます。
    • ②.適切なケアを24時間届けるために、適正な人員体制について検証します。
    • ③.IOTなどの新しいツールの取り入れに努め、介護のICTを駆使し、新たな形での利用者支援と業務負担軽減の両立を図ります。

<同和園訪問看護ステーション>
◇基本方針

  1. ご利用者様の健康状態の維持向上及び安全・安楽な在宅生活の継続
    • ①.ご利用者様の身体的・精神的・社会的な状況を理解し、健康状態の管理や適切なアドバイスを行います。
    • ②.日々の体調管理を行い、日常生活動作の維持向上や社会参加に繋がる支援を行います。
    • ③.健康状態に変化が生じたとときは緊急時の対応を行います。
  2. 介護者の支援
    • ①.介護者が安心して在宅介護ができるように、医療面のアドバイスも行います。
    • ②.今後の病状の変化について事前に説明し、その時の対応についてのアドバイスを行います。
    • ③.利用者や介護者の現状把握に努め、主治医や関係機関との連携を密に図ります。
  3. 専門性の向上
    • ①.医療(看護・リハビリ)に関わる知識や技術を磨くための研修への参加と学んだことの共有の機会を作ります。
    • ②.看取りケア、認知症ケアの理解を深める機会を作ります。
    • ③.ケアの振り返りを行い、部署内外での定期的な事例検討会や勉強会を行います。
    • ④.活動の実践を言語化し、法人内外の学会等で報告する機会を作ります。

〈同和園居宅介護支援事業所〉
〈百々居宅介護支援事業所〉
◇目  標

  1. 百々居宅介護支援事業所の開設
    • ①.同和園居宅介護支援事業所と百々居宅介護支援事業所が連携し、各種研修や会議を共に実施します。各ケアマネジャーがマネジメントプロセスを確実に実施できているか管理についても共有していきます。また、山科の近隣地域との関係構築が図れるよう山科区の各地域包括支援センターとも連携を強化します。
    • ②.小学校敷地内という立地条件を活かし、介護・認知症などについての、児童に対する啓発活動ができるよう学校へのはたらきかけを行います。
    • ③.地域住民に信頼される事業所を目指して、各地域団体とも関係を結んでいきます。
  2. 新人教育、スキルアップ
    ケアマネジャー個々のスキル向上を目指し、新人研修、各種研修を実施す るとともに法人内研修や外部研修などにも積極的に参加し、参加できなかった職員への伝達研修の機会を確保します。また、マニュアルについても再考し、新人にわかりやすいマニュアル作りを実施します。
  3. 家族まるごと支援
    複雑化、多様化するニーズを確実に捉えられるよう、各福祉制度やインフ ォーマルサービスについての学びの機会を作ります。また、介護保険事業所のみでなく、介護保険外の障害福祉サービス事業所や福祉事務所等との連携強化も図ります。
  4. 新総合事業の開始
    京都市が開催する新総合事業説明会へ参加します。また、新総合事業を 実施するサービス事業所とも連携し、利用者が混乱なく支援が継続できるよう各ケアマネジャーへの周知を行います。
  5. 地域支援
    地域包括支援センターと共同して地域イベントに参加し、地域ニーズの把 握を行います。また、地域コミュニティや多世代交流が充実するよう各種イベント等の実施にも協力していきます。法人で実施する「醍醐くらしの保健室」の運用にも参画します。

【 京都市醍醐北部地域包括支援センター 】

◇基本方針

「地域」と「人」の両方が支援対象であるという認識のもと、引き続き地域包括ケアシステムの構築に努める。特に、地域住民がつながりをもちやすい環境づくり、ケア会議の開催等を活かしたネットワークづくりに重点を置いて取り組む。

◇目  標

  1. 地域の課題を把握する目的で、各地域の会議等への参加を増やします。
    「公園体操」の拡大・一般介護予防事業の強化を図るなど住民主体の地域づくりを側面的に支援します。
    国勢調査の情報も活用し、地域診断を更新します。
  2. 「認知症サポーター養成講座」を地域に対して行い、かつ、地域の団体や教育機関等への同講座実施も継続しさらに拡大をはかります。(5小学校・2中学校)
  3. 隣接する地域包括支援センターと合同で他職種協働の活動を企画して、権利擁護ネットワークの構築を進めます。
  4. 「個別ケースの検討を行う地域ケア会議」の定例開催を実現します。
    「日常生活圏域の地域ケア会議」開催回数を増やします(年4回)。
  5. 「新総合事業」に関して、制度面での不分明なところについて、事業主体である京都市との見解の統一・認識の共有を徹底することで、利用者側の混乱を防ぎます。

【コミュニティカフェ】

〈コミュニティカフェ「倶会一処」〉
◇目  標

  1. ミュニティカフェの充実
    • ①.法人で開催するオレンジサロンや地域ケアセミナーの会場として活用をします。
    • ②.敬老模擬店、地域ケア委員会主催のフリーマーケットへの参加をします。
    • ③.地域の方や入居者、そのご家族が参加している「うたごえカフェ」の定期的な開催をします。
    • ④.地域の方々が気軽に集えるイベントやカルチャー教室等を企画、実施します。
    • ⑤.地域で育った野菜の販売(野菜の朝市)を定期的に開催します。
    • ⑥.カフェを利用される方の意見等を反映できるよう工夫します。
    • ⑦.地域の人が作られた手作り品や障がい者授産施設で作られた品物の展示や販売コーナーの充実を図ります。
  2. 売店機能の強化
    • ①.地域の方、施設を利用されている方などのニーズに応えるため、日用品等を中心としたアイテムの充実を図ると共に、購入しやすいレイアウトを検討します。
    • ②.施設に入居されている方を中心に売店商品の販売について検討します。
    • ③.手作り品(お弁当や手作りパン等)の充実を行います。
  3. 同和園給食部門やコミュニティカフェ「ひのぼっこ」との連携
    • ①.安心して食べていただける食材の調達を行い、食事の提供をします。
    • ②.ご利用される方の声を反映できるよう、協働して新しいメニュー作りを検討します。
    • ③.イベントや行事の際には、同和園給食部門のスタッフやコミュニティカフェ「ひのぼっこ」の職員と協働して食事の提供を行えるよう検討します。

〈コミュニティカフェ工房「ひのぼっこ」〉
◇目  標

  1. 安心して食べていただける美味しい食事を提供します。
    • ①.「地産地消」の観点から、地域で育った食材を取り入れます。
    • ②.健康や食文化を考え、ランチメニュー、デザートメニューの開発を行います。
    • ③.日野の家「げんさんち」デイサービスのご利用者に美味しい昼食を提供します。
    • ④.自家製焼きたてパンやケーキなど、充実を図ります。
  2. 地域のコミュニティの場、活動の拠点として、地域貢献、活性化を意識した取り組みを行います。
    • ①.健康や医療、介護を考える講座や学びの機会を作ります。
    • ②.人と人が繋がるような出会いの機会や趣味を楽しむ各種教室、イベントを行います。
    • ③.カフェスペースを活かした趣味の展示や障がい者の授産品の販売を行います。
    • ④.地域のデイサービスの利用者や職員の方が、気軽に立ち寄れる「カフェレク」を行います。
    • ⑤.地域型の認知症カフェの取り組みを行い、認知症の正しい理解や啓発を行います。
    • ⑥.日野地域の行事やイベントに積極的に参加します。
    • ⑦.地域の方が、気軽に利用していただけるように、広報活動に力を入れます。
  3. コミュニティカフェ「倶会一処」との連携
    • ①.カフェを利用される方の意見を反映できるよう、と連携して新しいメニュー作りを検討します。
    • ②.イベントや行事などに際し、コミュニティカフェ「倶会一処」と協働して食事の提供ができるよう検討します。

【 法人本部 】

◇目  標

  1. 経営組織のガバナンスの強化
    • ①.理事会および評議員会の役割が大きく変わったことから、新しく認可された定款に準拠し、牽制機能が発揮できるようにします。
    • ②.会計監査人については、平成31年度に導入することとなる見通しから、導入に向けての会計監査人候補者の選定を進めます。
  2. 事業運営の透明性の向上
    社会福祉法改正により、現況報告書の様式も見直されたことから公表に係る整備を進めます。
  3. 財務規律の強化
    • ①.社会福祉充実計画の策定が義務付けられたことから、適正かつ公正な支出管理を行い、計算式に即して社会福祉充実残額を算定します。
    • ②.社会福祉充実残額が生じた場合は、法令に基づき計画書を作成し、社会福祉事業や地域の公益的な取組に充当します。

〈人事部〉
◇目  標

  1. 人員管理
    • ①.平成30年度4月新卒の採用人員は15名を目標とします。また、インターンシップについては採用効果を上げているので各大学との連携を深め、学生に同和園独自のインターンシップの存在を知っていただく機会を作り実施していきます。
    • ②.昨年度に引き続きホームページのリニューアルの構築を進め、求職者が興味をもてる内容に一新をしていきます。
  2. 人材育成
    • ①.キャリアパス委員会において既存規程の見直しを行い、資格取得等を評価できる仕組み作り検討します。
    • ②.職員の資格、研修受講歴をデータベース化して見える化を進めます。
  3. 労務管理
    • ①.超過勤務が各部署で適性に管理が行えているかの情報共有を図り、労務管理を徹底します。
    • ②.有給休暇の取得率を引き上げが出来るように、施設部と連携をして取得促進を図ります。また引き続き組織活性化プログラムを継続して検証をしていきます。
    • ③.世間情勢を踏まえ賃金水準が上がっていることを鑑み、処遇改善加算の取得も含め介護職員の賃金水準を見直します。
  4. 人事考課
    昨年度に引き続きキャリアパス委員会を実施し、人事考課評価チェックリストを作成し評価の精度を高めます。

以上

Ⅱ. 平成28年度 職員研修の内容

◇研修の意義と目的

  1. 同和園の職員として求められる人材についての研修の機会とします。
  2. 各専門職として必要な知識、技術を高める機会とします。
  3. 各専門職として成長する上で必要とされる倫理観、価値観を深める機会とします。

〈総務部〉
◇目  標

  1. 施設整備事業
    • ①.高額改修については中長期的な設備更新計画を作成し、順次実施するようにします。
    • ②.北寮は100年委員会で建て替え検討を進めます。
  2. 適正な運営管理
    • ①.仕入の見積り・入札を定期的に行い、品質の良いものをより安く仕入するよう努めます。
    • ②.ガスの調達先は自由化分野に全面移行されることから調達先についてはコストと利便性を比較検討します。
  3. 水災害、土砂災害、地震等を想定した訓練を実施します。

〈経理部〉
◇目  標

  1. 安定した財務基盤の確立を図る為に次の点に努めます。
    • ①.会計基準に準拠した正確な会計処理と予算実績管理を行うことで、事業計画の進捗状況を的確につかみます。
    • ②.前年度の事業実績や稼働率等を意識しながら収入の確保に努めます。
      また、28年度に立ち上げた新規事業(24時間定期巡回・随時対応型訪問介護看護サービス事業、同和園訪問看護ステーション)の進捗状況を把握するとともに、29年度開設する京都市百々老人デイサービス事業、百々居宅介護支援事業所についても早い段階で収支が調うよう意識します。
    • ③.取引先および取引の多様性を検討することで、費用の抑制に努めます。
  2. 事業計画に沿った施設整備を取組むにあたり次の点に留意しながら努めます。
    • ①.施設整備や資産の更新については、年度計画で優先順位を付け予算執行するよう努めます。
    • ②.中長期的な施設整備計画に基づき、施設整備積立金を計画的に積み立てるよう努めます。
  3. 社会福祉法改正による対応
    • ①.財務諸表の様式が大幅に見直されたことから、時間的にも余裕をもって作成するよう努めます。
    • ②.平成31年度には会計監査人の導入が予測されるため、従来通り、法人の計算書類等を整え、対応できるよう備えます。
  4. 施設整備事業及び資産更新他
    • ①.京都市老人百々デイサービスセンターフロアーの改修
    • ②.浴槽更新
    • ③.厨房設備機器の一部更新
    • ④.デイサービス等の送迎車両の取得更新
    • ⑤.車椅子、ベッド等介護機器の取得更新
    • ⑥.ホームページの更新
    • ⑦.その他設備更新等発生した場合は、必要性・緊急性の高い事業から順次取り組みます。

以上

Ⅱ. 平成29年度 職員研修の内容

研修項目 講師 対象職員
4月 法人の理念と運営方針(3回) 園長 全事業所職員(リーダー以上は必須)
5月 トータルリスク研修
腰痛予防研修(衛生委員会)
内部講師
外部講師
平成29年度新入職員
全事業所職員
6月 新入職員フォローアップ研修 内部講師 平成29年度新入職員
7月 認知症ケア研修 内部講師 全事業所対象
9月 中途採用者研修 内部講師 4月から8月採用者
10月 新入職員フォローアップ研修
認知症ケア研修
内部講師
内部講師
平成29年度新入職員
全事業所対象
11月 同和園学会(看取りケア研修含む) 内部講師 全事業所対象
12月 職員のメンタルヘルス(2回)
トータルリスク研修
外部講師
内部講師
全事業所職員
(新入職員は必須)
全事業所職員
1月 中途採用者研修
新入職員フォローアップ研修
内部講師
内部講師
9月から12月採用者
平成29年度新入職員
3月 次年度新入職員研修 内部講師 次年度採用予定職員
年1回 主任者研修 内部講師 全事業所主任
年1回 リーダー研修 内部講師 全事業所リーダー副主任
年3回 シーティングポジショニング研修 内部講師 全事業所職員
年5回 実用介護研修 下山講師 全事業所職員
年2回 中堅職員研修 内部研修 中堅職員
年1回 倫理と法令遵守研修 内部講師 全事業所職員
年2回 権利擁護研修(トータルリスクマネジメント研修で行う。) 内部講師 全事業所職員
年1回 タクティールケア研修 外部講師 全事業所職員
年3回 ボディコンディショニング研修 外部講師 全事業所職員
年1回 ファシリテーション研修 外部講師 相談援助職員
年1回 人事考課研修 外部講師 全事業所リーダー以上
年2回 人事管理評価者研修 内部講師 全事業所リーダー以上
年1回 救急救命講習 外部講師 全事業所職員
年2回 合同消防訓練 防火委員会
消防署
事業所毎全職員
◇SDS研修(自主研修)
年2回 介護福祉士受験対策講座 外部講師 参加希望者
年6回 ソーシャルワーク研修「空閑塾」 空閑講師 参加希望者
年6回 ソーシャルワーク研修「永田塾」 永田講師 参加希望者
年12回 認知症ケア研修「森塾」 森 講師
内部講師
参加希望者

*京都市認知症介護実践者研修。
*京都市認知症介護実践リーダー研修。
*京都老人福祉施設協議会 ファーストステップ研修の継続参加。

以上

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