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特別養護老人ホーム 同和園における看取り介護(ケア)の指針

【看取り介護に対する考え】
入居者が人生の最後まで当園で暮らすことを望み、願っている場合において、同和園ケアサポート理念に基づき、「人間のいのちは有限」との視点に立ち、一日一日の生活の延長線上に看取り期をとらえ、「一期一会」の気持ちで日々の生活を支え、その人の生き方、あり方を大切にし、できるだけ家族とともに、看取り期が穏やかで安らぎのある日々として過ごせように援助いたします。



【看取り介護の定義】
医師によって「看取り期」と判断されたとき、当園で最後まで暮らすことを希望する入居者やその家族の意思の確認とその他の関係者の理解、協力が得られた場合に限ります。



【看取り介護の条件と園の体制】
◆意思確認等の条件として次の1から3の条件のいずれかが明らかであり、4の状況が判断された場合に、当園で看取り介護を行います。
  1. 入居者の意思が確認できるものがある場合に行います。(文書、及び記録、法的な文書、意思を表明する会話などの記録がある)
  2. 家族(キーパーソン)、あるいは法定代理人(成年後見人等)の意向が明確である場合。
  3. 入居者の意思の確認ができなく、身寄りのない方の場合は、行政関係者、担当医師、施設関係者、第三者などを含めた検討を重ね、施設で看取り介護を行うことがその人にとって最もよいケアであるということが明確になった場合に行います。
  4. 客観的判断(病状、身体的、精神的状態の変化がデータで示されている)となる情報を医師に提供し、終末期(看取り期)であると医師が判断した場合に行います。
◆園として看取り介護を行っていくために次の5から14までの体制を整えます。
  1. 医師は常勤で配置し、さらに、夜間、深夜、休日はいつでも連絡でき、必要に応じて施設に来て対応できる体制(オンコール体制)を整えます。
  2. 看護師は24時間体制を整えます。
  3. 痰の吸引や酸素吸入などの医療行為は医師または看護師が行います。緊急、急変時においても介護職員は医療行為を行いません。
  4. 週1回程度の看取り介護カンファレンスを行います。カンファレンスのメンバーは、主治医、看護師、ケアワーカー、管理栄養士、生活相談員、ケアマネージャー、家族の方、その他必要と思われる職員で構成します。
  5. ケアプランは、医師の経過説明、各職種の意見と、身体的支援・精神的支援・安全確保・居住環境等の生活の様々な側面 から検討されるケアカンファレンスの内容にもとづいて、毎週見直します。
  6. 病状の変化により、医療的ケアの必要性が高いと医師が判断した場合は、入院になる場合があります。ただし、ご本人並びにご家族等と相談して決める場合もあります。
  7. 穏やかな生活が維持できるように「個室」を確保します。
  8. ご家族への情報提供を随時行います。
  9. ご家族とのカンファレンスのたびに、看取りの継続について確認を行います。
  10. 全職員に対して、看取り介護及びその指針とケアマニュアルについて研修を実施します。